電力不祥事が関電で目立つ理由
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電力会社が競争相手である新電力会社の顧客情報などを不正閲覧していた問題で、経済産業省は4月17日、関西電力、九州電力、中国電力の子会社などに対して、電気事業法に基づく業務改善命令を出した。電力業界の不祥事はまさに底なし沼のようだ。特に関電だ。
なぜ、こんな企業風土になってしまったのか。理由の一つは、電力自由化以前の電力会社には、1日24時間、1年365日、電力の安定供給以外に仕事がなく、「他社との競争」という概念がなかったからだ。地域独占体制であったためコンプライア…
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週刊エコノミスト
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