《NY市場》行き過ぎた悲観が上昇を生む展開に 堀古英司
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市場の現在の不安材料といえば大きく、シリコンバレーバンクの破綻を発端とした信用不安、そこからくるリセッション(景気後退)、そして債務上限問題だろう。2022年の株価急落を受けて、次はこれらがさらに株価下落の材料になる、と市場は悲観一色といっても過言ではない。
しかし、市場の「中身」を見てみると、これらの材料はすでに織り込まれ過ぎるほど織り込まれていて、もはや追加的な下落要因にはならな…
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週刊エコノミスト
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