《穀物》豊作予想で上値重い 小菅努
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米シカゴ穀物先物相場は、4月下旬から5月にかけて急落した。作付け期を迎えたが、注目度の高い5月中旬時点の作付け進捗(しんちょく)率が過去5年平均を上回ったことで、豊作見通しが織り込まれている。輸出成約高の低迷やウクライナ穀物輸出協定が2カ月更新されたことも嫌気された。
米農務省(USDA)の5月需給報告では、新穀期末在庫見通しについて、トウモロコシが旧穀の14.17億ブッシェルから22…
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週刊エコノミスト
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