《長期金利》0.45%前後で推移 宮嶋貴之
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5月中旬から長期金利がジリジリと上昇傾向にある。要因は、米国の景気やインフレが予想以上に底堅く、利上げ継続観測が高まったことにより、米国の長期金利が上昇しているためだ。とはいえ、植田和男日銀総裁の金融緩和継続姿勢や海外勢の買い戻しなど国債需給要因などが、金利の上値を抑えている格好だ。6月の金融政策決定会合に向けて、債券市場では予告なしのイールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)…
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週刊エコノミスト
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