日産“お家騒動”再び 路線対立でグプタ氏がCOO退任
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日産自動車でお得意の「お家騒動」が勃発している。日産自動車のナンバー2だったインド出身のアシュワニ・グプタ氏=写真=が6月27日の定時株主総会で取締役・最高執行責任者(COO)を退任したのだ。
日産は社内で圧倒的な影響力を持っていたカルロス・ゴーン元会長の事件もあり、2019年12月に発足した経営体制では、内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)、グプタCOO、日産プロパーの関潤氏が副COOという「トロイカ体制」で権限を分散した。しかし、ナンバー3に置かれたことに不満を募らせた関氏が翌月には辞任、日本電産(現…
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週刊エコノミスト
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