厚労省“次官候補”の退官は介護保険法の改正がらみ?
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6月下旬に公表された厚生労働省人事を巡り、有力幹部の処遇が省内外でひそかに注目されている。退官した大西証史(しょうじ)前老健局長(59)だ。
1988年に旧厚生省に入省した大西氏は、尾辻秀久元厚労相の秘書官や大臣官房総務課長などを歴任。省内の「エリートコース」を歩み、宮中への上奏や国会との連絡調整を担う首相官邸内の重要ポジション、内閣総務官まで務めた。厚労省幹部は「内閣総務官は旧厚生、旧運輸、旧自治、警察で人事を回しており、総務官…
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週刊エコノミスト
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