世界3位の自動車市場インドで各メーカーがシェア争い 鈴木健太
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世界3位の自動車市場に成長したインドで、各メーカーが攻勢をかけている。スズキ子会社は最近、年間売上高を現在の約1.5兆円から2030年度までに倍増させる方針に言及。ホンダ子会社は他国輸出を見据えた新型スポーツタイプ多目的車(SUV)を年内に発売する。トヨタ子会社も当面、同社が強みを持つハイブリッド車を軸にシェア拡大を狙う。
インドは22年、1~12月の新車販売が472万5472台を記録。同じ1~12月の日本の販売台数(420万1320台)を上回り、中国(約2700万台)と米国(約1400万台)に次ぐ世界3位に浮上した。22年4月~23年3月で比べても、インドは485万2582台となり、日本の438万5649台を抑えて3位を維持。人口や所得の増加を背景に、市場拡大は今後まだまだ続きそうだ。
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週刊エコノミスト
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