《長期金利》緩和継続で上値重い 宮嶋貴之
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7月に日本の長期金利は上昇基調を強めた。主な要因は、強い雇用関連統計結果を受けた米国の長期金利上昇などに加え、内田真一日銀副総裁の発言や円安の進行などから、7月の日銀金融政策決定会合での政策修正観測が高まったためだ。しかし、同時期に公表された統計の多くは、金融政策の修正を強く促す結果ではなかった。
6月の消費者物価指数(CPI)は、食品以外の価格に今後のピークアウトの兆しを感じさせる結果だ。7…
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週刊エコノミスト
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