ドイツでヘアードネーションを体験 柿添紘光
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ドイツは日本に比べると寄付の文化が発達しているのではないか。街でも沿岸救助や高齢者施設向けの寄付の広告を見かけるし、幼稚園のお祭りの軽食や遊具も寄付で賄われる。寄付は実働でも貢献できる。介護の手伝いや地域のイベントでのテント設営も立派な寄付なのだ。
筆者は7月、いっぷう変わった寄付を体験した。自分の毛髪を寄付したのである。理髪店で髪を切ってもらい、帰宅後に封筒に入れて郵送する。寄付先をネット上で選択でき、自分の願う形で利用…
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週刊エコノミスト
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