iPhone15向け有機EL 韓国勢が生産拡大へ 嚴在漢
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アップルが2023年8〜9月に出荷予定のiPhone(アイフォーン)15シリーズに備え、有機ELパネルの注文を大幅に増やす。これにより、韓国のサムスンディスプレー(SDC)とLGディスプレー(LGD)の業績改善が期待されている。両社はアップル向けパネルの供給割合が90%強とされ、生産を拡大する見通しだ。
韓国FPD(フラットパネルディスプレー)業界筋によれば、23年7月時点のアップル向けのパネル出荷量は、前年同期の14シリーズから倍増の見込みだ。つまり、アップルは15シリーズへ向けパネルを十分に用意したいとの分析だ。
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週刊エコノミスト
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