《長期金利》当面は高止まり 野地慎
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7月27~28日の日銀金融政策決定会合の「主な意見」で、消費者物価2%の安定的な維持のため、「本年の春季労使交渉を上回る賃上げがトレンドとして定着することが重要」とされたので、国債市場の動揺はやや収まった格好だ。
6月の現金給与総額の伸びが抑制されたことも材料視され、10年国債利回りは、一時0.6%を大きく下回った。だが、米国10年債利回りが4.0%を上回るなかで、ドル・円相…
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週刊エコノミスト
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