台湾政府が今年の成長率見通しを1.61%に引き下げ 井上雄介
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台湾の行政院(内閣)主計総処が8月18日、今年の経済成長率の見通しを1.61%に引き下げた。過去8年間で最低だ。ただ、2024年は景気回復が見込めるとして同年の経済成長率の見通しを3.32%とした。
行政院によると、最終需要の伸び悩みや企業の在庫調整が長引き、台湾の輸出に影響した。今年上半期(1~6月)の輸出額は2021億ドルで、前年同期比18.06%減、物価上昇分を除いた実質で10.26%減少した。1~3月は、半導体ウエハーやメモ…
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週刊エコノミスト
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