《NY市場》債券安・株安の呪縛で買い遅れた機関投資家 堀古英司
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2022年は長期国債もナスダック指数も30%以上下落し、運用に携わる者にとっては逃げ所のない市場環境となった。しかし、1年を通じて債券と株式が同時に大きく下落するのは、過去50年で昨年のみ、というのは案外知られていない。
むしろ投資家の間では今年に入ってもまだまだ、債券安→株安という連想が根付いてしまっている。しかし通常は、景気の良い時は株式が買われて債券が売られ、景気の悪い時はその逆になるという、いずれかだ。年初…
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週刊エコノミスト
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