《長期金利》当面は高止まり 広兼千晶
有料記事
日銀が7月にイールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)の柔軟化を決定して以降、日本の長期金利は上昇基調にあり、8月23日には一時9年7カ月ぶりとなる0.675%をつけた。米国債の増発による需給悪化や、中立金利(自然利子率)上昇の議論によって、米長期金利が上昇したことも上昇の背景にある。日本の20年国債の入札が歴史的な不調となり、一段と金利が上昇する場面もあったが、日銀は…
残り290文字(全文482文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める