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“製薬・バイオの街”サンディエゴを支える中国系企業 二村晶子

SABPAが主催したバイオ関連の会議。米中の研究者が交流した(2023年9月) 筆者撮影
SABPAが主催したバイオ関連の会議。米中の研究者が交流した(2023年9月) 筆者撮影

 米海軍の「基地の街」として知られるカリフォルニア州サンディエゴ。大ヒット映画「トップガン マーヴェリック」(2022年)の舞台でも有名だが、最近はボストン、サンフランシスコに次いで全米で3番目に大きいバイオ企業の拠点となっており、「製薬・バイオの街」へ進化している。それを支えるのが中国系企業だ。

 中国系企業の基盤は「南カリフォルニア生物医学・製薬推進協会」(SABPA)で、中国系研究者や起業家など約3500人の会員がいる。スポンサー企業の多くは、…

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