《ドル・円》上昇一服で調整の機運 山本雅文
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米労働省が10月6日に発表した9月の非農業部門雇用者数の伸びが前月比30万人台に再加速するなど、米経済指標の堅調さは続いている。もっとも、ドル・円は二つの理由から上値が重い。
一つは、10月3日に1ドル=150円を上抜けしたものの、直後に147円台へ急落したことだ。為替介入があったかどうかは不明だが、投機筋の円売りを控えさせ、為替ヘッジ率が低めの国内輸出企業のドル売…
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