《長期金利》0.7%台後半で高止まり 野地慎
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米国で好調な経済統計の発表が相次ぐなか、同国の10年国債利回りは一時5%に近づいたが、これに連動する形で日本の10年国債利回りは0.8%台に乗せている。金利上昇に伴い、国内では日銀の金融政策正常化の時期や手法に関する議論も深まってきた。ただし、実質賃金が伸び悩むなか、今夏の国内消費は強かったとは言い難く、植田和男日銀総裁が求める「物価と賃金の上昇の好循環」には、まだほど遠い状況…
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週刊エコノミスト
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