国際・政治ワールドウオッチ

完全無人運転タクシーが武漢を快走 楢橋広基

完全無人運転のタクシー。運転手不在でも道路状況に応じて走行する JETRO撮影
完全無人運転のタクシー。運転手不在でも道路状況に応じて走行する JETRO撮影

 完全無人運転のタクシーが8月、武漢市で本格的に営業を開始した。中国の検索サイト、百度(バイドゥ)が始めた事業で、専用のスマホアプリ「蘿蔔快跑(アポロ・ゴー)」を利用すれば、中国籍の人は誰でも利用できる。一般的なタクシーと比べて安い料金で運営されている。

 昨年は、武漢市の13平方キロメートルを対象に5台の無人運転タクシーで営業され、速度も時速40キロメートルに制限されていたが、8月に100平方キロメートルに拡大され、使用車両も300台以上に増えた。…

残り341文字(全文567文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事