《NY市場》機関投資家に戦略転換を迫る相場に 堀古英司
有料記事
米国では資産運用においては60/40、つまり株式を6割、債券を4割保有する、という資産配分が主流だ。通常、好景気は株買い・債券売り、不景気は株売り・債券買いでリスクが軽減できるという考え方だ。
しかし2022年はこの資産運用方法を揺るがしかねない事態となった。株式も債券も2割近く下落し、機関投資家は戦略の見直しを迫られた。悲観一色だった今年初めは、リセッション(景気後退)入りを念頭に、債券はそのまま保有し、株式比…
残り315文字(全文524文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める