《ドル・円》円がドルに劣後する致し方ない理由 宇野大介
有料記事
日本の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、CPI)の伸び率は1月に41年4カ月ぶり、米国は2022年6月に40年7カ月ぶりの高い水準となった。
一方、実質賃金が前年同月比マイナスだった月数は08年1月以降、日本は115カ月、米国は59カ月。米国ではインフレ率を上回る勢いで賃金が上昇したことが分かる。全米自動車労組(UAW)と米自動車大手の労使交渉は、今後4年にわたる賃金引き上げで10月3…
残り294文字(全文490文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める