《中国株》景気支援策が出る可能性 李燕
有料記事
中国の代表的銘柄で電子商取引大手のアリババ集団は7~9月期決算を発表した11月16日、クラウド事業のスピンオフ(分離・独立)計画を中止すると発表した。同事業が新規上場することに市場参加者の期待が大きかっただけに、アリババ株は急落した。主力の電子商取引事業は中国の消費回復を支えに持ち直しているが、競争激化の懸念も根強い。
同社株の大幅安に加え、企業業績見通しの不透明感を嫌気した売りにより、MSCI中国指数とハンセンテック指数は下落した。
残り265文字(全文485文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める