《長期金利》0.6~0.7%台で推移 野地慎
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日銀は10月31日に開いた金融政策決定会合で、10年国債利回りの事実上の上限だった1%を「めど」とし、一定程度超えることを容認した。だが、その後10年国債利回りはむしろ低下している。これは米国の10年国債利回りが5%でピークアウトし、4%台前半まで低下したことの影響が大きいだろう。この動きから分かるのは、結局、日銀による長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正は、米長期金利の…
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