《長期金利》上値は重い展開か 宮嶋貴之
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1月中旬から、日本の長期金利は上昇傾向に転じ、2月中旬には一時0.7%台後半の水準を取り戻した。要因は、日銀の1月の金融政策決定会合と委員の主な発言内容がタカ派的サプライズだったことなどによる。
これを契機に、債券市場では3~4月のマイナス金利解除を織り込む動きが強まったが、長期金利の上昇テンポはそこまで高まっているわけではない。実際、米長期金利は連邦準備制度理事会(FRB…
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週刊エコノミスト
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