ルネサスが定昇延期し人員削減 欧米流人事に従業員が反発も
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ルネサスエレクトロニクスが例年4月に実施する定期昇給を半年延期し、数百人規模の人員削減を進めていることに波紋が広がっている。浮いた人件費は投資に回すという。同社は2023年12月期の連結純利益が過去最高だっただけに、異例の人件費削減は従業員の反発を招いているという。
これに対し、ルネサスは今回の施策を伝統的・日本的な施策からグローバルな施策への移行に伴うもので、伝統的な日本企業の受動的なコスト削減策ではないと主張。柴田英利社長=写真=は3月26日の株主総…
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週刊エコノミスト
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