《長期金利》金利先高観が後退 宮嶋貴之
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日本の長期金利は、3月の日銀金融政策決定会合の結果を受けて、同月中旬から低下し、4月からは米国の長期金利に連られて再び上昇に転じた。3月の決定会合で、日銀はマイナス金利政策の解除など、金融政策の正常化を開始したが、決定内容が事前の報道通りで、ノーサプライズであったことに加え、植田和男総裁が記者会見でマイナス金利解除後も緩和的金融環境が当面続くとの見通しに言及したこともあり、債券市場では金利先高観…
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