《ドル・円》円安継続の恐れ高まる 山本雅文
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米経済の堅調ぶりとインフレ鈍化が遅れる可能性を示す経済指標が相次ぐ。3月の消費者物価指数上昇率が市場予想より高い結果となった4月11日早朝、ドル・円相場はついに1ドル=153円台に乗せ、1990年6月以来の円安水準となった。
日本の当局がこうした状況で円買い介入に踏み切っても持続的な円高効果は期待しにくい。2022年の前回介入時と異なり、日本国民は円安とインフレに慣れ、株高や訪日客…
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週刊エコノミスト
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