《NY市場》高金利恐怖症で動けない機関投資家が目立つ米国 堀古英司
有料記事
2022年の債券安・株安のトラウマは多くの投資家の心に刻み込まれてしまったのだろう。長い金融市場の歴史の中で、1年を通して債券も株も両方下落するなど、本来極めて特殊なケースだ。それにもかかわらず、米国ではいまだに高金利におびえて株式の投資比率を低くしたままの機関投資家が目立つ。
23年末時点では、24年を通じて5~6回利下げが実施される、というのが市場のコンセンサスだったが、足元では年内の利下げ予想は1回にまで低下し…
残り317文字(全文528文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める