《穀物》受粉期に向け天候注目 小菅努
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米シカゴ穀物先物相場は安値から切り返している。トウモロコシは昨年12月以来、大豆は今年1月以来の高値を更新している。米国の良好な作付け環境が上値を抑えていたが、5月に入って天候リスクのプレミアムが加算されている。ブラジル南部で大洪水が発生し、穀物の生産や流通に大きな混乱が生じた可能性が高く、米穀倉地帯でも豪雨による作付け作業の停滞が警戒されている。ただし、価格上昇で農家による…
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週刊エコノミスト
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