《今週のポイント》4月の消費者物価指数(5月24日)安田拓斗
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サービス価格の上昇は続くか
総務省が5月24日に2024年4月の消費者物価指数を公表する。3月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合=コアCPI)は前年同月比2.6%上昇と2月の同2.8%上昇から0.2ポイント縮小した。コアCPIは23年1月の同4.2%上昇をピークに、政府の電気・都市ガス価格激変緩和策によって24年1月には同2.0%上昇まで下がったが、2月に政策効果が一巡したことで、以降は同2%台後半で推移している。
現在実施されている支援策のうち、燃料油価格激変緩和策は実施期間の延長が発表されているが、電気・都市ガス価格激変緩和策は5月使用分(6月請求分)までとされている。緩和策終了後のコアCPIの上昇率拡大は避けられない。
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週刊エコノミスト
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