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経済・企業 深層真相

スバルの独自開発EVは先送りに 米国需要鈍化で

 米国市場で電気自動車(EV)の成長率が鈍化する中、SUBARU(スバル)がEVシフトに保険をかける戦略に転換した。

 スバルは2030年に販売全体に占めるEV比率を50%にまで高める計画を掲げ、EVを拡充する計画だった。スバルのEVは現在、資本提携先のトヨタ自動車からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けるSUV(スポーツタイプ多目的車)の「ソルテラ」のみ。

 スバルのユーザーは水平対向エンジンや四輪駆動システムなどの「走行性能」にこだわりを持ち「スバリスト」と呼ばれる。スバルでは走行性能を重視したEVを独自開発して26~27年ごろに市場投入する計画だった。

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