インドの世界遺産が示す宗教的多様性 コールマン開
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インドの世界遺産数は42件で世界第6位(日本は25件で世界第11位)である。これらの世界遺産にはさまざまな宗教の建築物が含まれ、インドにおける宗教的多様性を示す。
世界遺産の一つ、サンバージーナガル(旧アウランガーバード)近郊に位置するエローラ石窟寺院は、仏教、ヒンズー教、ジャイナ教の3宗教が共存する世界唯一の場所で、宗教的多様性と文化的調和の象徴である。ヒンズー教が17寺院、仏教が12寺院、ジャイナ教が5寺院、計34の寺院が…
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週刊エコノミスト
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