《NY市場》インフレ率はゆっくり低下する 堀古英司
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2022年、インフレ率高騰により金利が上昇した経験から、いまだに株式市場ではインフレ指標に対する注目度が非常に高い。
現在、インフレ指標を見るにあたって注意すべき点は3点ほどある。第一に、インフレはコロナがもたらしたものであって、コロナ禍がほぼ去った今、基本的には適正水準に回帰していくこと。第二に、歴史的に米国で家賃は毎年約4%ずつ上昇するものであり、既に家賃項目は4%近くに戻ってきていること。第三に、足元…
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週刊エコノミスト
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