《中国株》内外環境の悪化で重い上値が当面続く 久保和貴
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中国政府は5月17日、地方政府による売れ残り住宅の買い上げ、住宅ローンの規制緩和、未完成住宅の建設促進を柱とする総合的な不動産支援策を打ち出した。これを受けて上海総合指数と香港ハンセン指数は一時上昇したが、その後は材料出尽くしとの見方から下落に転じた。
実体経済は減速感が強まっている。5月の企業景況感は製造業が予想外の悪化となり、景気回復が一筋縄ではいかないことを印象づけた。…
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週刊エコノミスト
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