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ニューヨーク市内で親パレスチナ派運動が激化 津山恵子

若い人が集まる書店正面に貼られた停戦を訴えるビラ。ニューヨーク市のクイーンズ区にて(筆者撮影)
若い人が集まる書店正面に貼られた停戦を訴えるビラ。ニューヨーク市のクイーンズ区にて(筆者撮影)

 米ニューヨークの大学に端を発した親パレスチナ派運動は6月に入り、ニューヨーク市内の大学キャンパス外での過激な行動に発展し、治安の悪化が懸念されている。在ニューヨーク・イスラエル総領事館前では12日、2人の男性が米国旗とイスラエル国旗に火を付けた。旗は、警官詰め所の正面で焼かれ、炎が屋根の上にまで上った映像がSNS(交流サイト)で拡散された。

 同日未明にはブルックリン美術館のユダヤ人理事の自宅前が赤いペンキで塗られ、「白人至上主義のシオニスト」という垂れ幕がかけられる事件も発生した。

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