借入金利アップで12年ぶりに企業倒産1000件突破
有料記事
日本銀行による17年ぶりのマイナス金利解除から約4カ月。この間、国内債券市場では長期金利が11年ぶりに一時1%台に上昇し、国内金融機関の多くが預金金利を引き上げた。「金利のある世界」に戻り、企業向け貸出金利についても、金利引き上げ交渉の動きが活発になってきている。
貸出金利の上昇はこれからが本番だが、足元ではすでに上昇に転じている──。そうしたデータを、帝国データバンクが6月26日に発表した調査リポートが明らかにした。約8万社を対象とした調査によれば…
残り343文字(全文571文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める