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国際・政治 深層真相

自民党総裁候補“若手筆頭”は元東大ボート部主将の小林鷹之氏

 2割前後の低支持率にあえぐ岸田文雄政権。通常国会会期末の6月19日にかろうじて改正政治資金規正法を成立させたが、「改革が不十分」だという厳しい評価が後を絶たず、自民党内では9月に予定される総裁選を前に「ポスト岸田」の動きが早くも表面化している。これまでに石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、茂木敏充幹事長、高市早苗経済安保相、上川陽子外相らの名前が取り沙汰されており、安倍派、岸田派、二階派など主要派閥が解散してから初となる総裁選だ。

 推薦人の確保を含めて事態が混沌(こんとん)とする中で、若手の総裁候補として注目されているのが小林鷹之前経済安全保障相(49)の動向だ。小林氏は現在4期目の衆議院議員。東京大学でボート部主将を務め、法学部卒業後に大蔵省(現財務省)に入省した。

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