台湾の“隠れた”輸出産業とは 井上雄介
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台湾は眼鏡やコンタクトレンズの大生産地だ。台湾経済部(日本の経済産業省に相当)によると、一般的な矯正用のほか、水中、保護眼鏡や、コンタクトレンズ、サングラスなどをまとめた生産額は346億台湾ドル(約1700億円)で、前年を4年連続上回った。
その最大の輸出先は意外にも日本だ。今年1~5月の輸出額は1億2800万米ドル(約200億円)で、前年同期比で8.3%増となり、眼鏡類の輸出全体の30.5%を占めた。台湾製の使い捨てや、カラーコ…
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週刊エコノミスト
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