投資・運用 グラフの声を聞く

終局が近いAI株バブル 市岡繁男

 米国では人工知能(AI)の将来性に対する期待から、アップル、マイクロソフト、エヌビディアのIT3社の時価総額は、年初からの半年で3.5兆ドル(540兆円)も拡大した。日本の名目国内総生産(3.8兆ドル)に匹敵する金額だ。

 先日、そんなAIフィーバーに冷水を掛ける記事“AIを構築するためのコンテンツが激減”がNYタイムズ紙に掲載された。「AIモデルは、ウェブ上に蓄積された膨大な量のテキストなどを取り込んで学習する。これまではそうしたデータの収集は簡単だった。だが最近は、データの所有者が対…

残り371文字(全文617文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

9月24日・10月1日合併号

NISAの見直し術14 長期・分散・積み立てが原則 「金融リテラシー」を高めよう■荒木涼子16 強気 「植田ショック」から始まる大相場 日経平均は年末4万5000円へ■武者陵司18 大恐慌も 世界経済はバブルの最終局面へ  実体経済”に投資せよ■澤上篤人20 中長期目線 「金利ある世界」で潮目変化  [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事