終局が近いAI株バブル 市岡繁男
有料記事
米国では人工知能(AI)の将来性に対する期待から、アップル、マイクロソフト、エヌビディアのIT3社の時価総額は、年初からの半年で3.5兆ドル(540兆円)も拡大した。日本の名目国内総生産(3.8兆ドル)に匹敵する金額だ。
先日、そんなAIフィーバーに冷水を掛ける記事“AIを構築するためのコンテンツが激減”がNYタイムズ紙に掲載された。「AIモデルは、ウェブ上に蓄積された膨大な量のテキストなどを取り込んで学習する。これまではそうしたデータの収集は簡単だった。だが最近は、データの所有者が対…
残り371文字(全文617文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める