台湾の自治体が台風襲来時に発令する「停班停課」にやきもき 林哲平
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夏の台風シーズンを迎え、台湾では各自治体による「停班停課」(出勤・登校停止措置)の対応が注目されている。県や市の首長が気象状況に基づき、自治体内の企業や学校を対象に出勤・登校の可否を判断する仕組みで、違反企業には罰則が科される場合もある。
日本でも交通機関による事前運休が増え、結果的に出勤・登校を控えることもあるが、公的に「出勤停止」が示されることへの安心感は大きい。台風3号が上陸した7月25日には全域で「停班停課」が発…
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週刊エコノミスト
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