「仲間が増えない」石破氏が“5回目”の自民総裁選
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「有権者の思いに応える決断をしなければならない」
7月21日、鳥取市の時局講演会で9月下旬に予定される自民党総裁選に意欲を示したのは、石破茂元幹事長(67)だ。
共同通信が7月20、21日に実施した世論調査では、次期総裁にふさわしい人物として石破氏を挙げた人が回答者の28.4%と最多で、次点の小泉進次郎元環境相(43)をダブルスコアで引き離した。
岸田政権の支持率が低迷する上、派閥を巡る裏金事件の影響もあり自民離れは深刻だ。知名度が高い石破氏ついて、「選挙の顔になる」(自民党参院幹部)との評価がある一方、懸念材料もある。
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週刊エコノミスト
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