新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

マレーシアでガザ侵攻に抗議する不買運動 地場コーヒーチェーンがスタバ超え 本田香織

「ZUSコーヒー」の店舗=クアラルンプールで2024年9月(NNA撮影)
「ZUSコーヒー」の店舗=クアラルンプールで2024年9月(NNA撮影)

 マレーシアのコーヒーチェーン業界で、中東情勢の影響により競争に変化が見られる。イスラム教徒(ムスリム)が人口の6割以上を占めるマレーシアで、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ侵攻に抗議する不買運動が起きているためだ。パレスチナへの同情論が強く、イスラエルを支援していると見なされた米欧企業が標的にされている。

 マレーシアでは1998年に進出した米「スターバックス」が店舗数で首位だった。しかし、不買運動の標的となり、スターバックスを展開するベルジャヤ・フードの2024年6月期連結決算は、最終損益が9152万リンギット(約31億円)の赤字となった。

残り280文字(全文554文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事