韓国財閥番付2位のSKグループが「未来ビジョン」 嚴在漢
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グローバルな半導体専業メーカーのSKハイニックスを傘下に置くSKグループは長い間、韓国大企業集団(財閥)番付の第5位にランクされていたが、2022年からサムスンに次ぐ2位にジャンプアップしている。韓国公正取引委員会と財閥ドットコムが公開した財閥番付によれば、SKグループは219の系列会社を擁し、総売上高(23年末基準)は200兆8620億ウォン(約21.3兆円)に上る。
飛躍の主因は、12年に買収したSKハイニックス(旧ハイニックス半導体)にある。これを決断したのは崔泰源(チェテウォン)代表取締役会長(63)だ。大韓商工会議所会長職を兼任する崔氏は、半導体ウエハー専業メーカーのシルトロン(現SKシルトロン)、材料専業メーカーのマテリアルズ(現SKマテリアルズ)などのM&A(企業の合併・買収)も立て続けに成功させた。
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週刊エコノミスト
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