締め切り迫る! 12月26日まで。新規会員は2カ月無料「年末とくとくキャンペーン」実施中!

マーケット・金融 グラフの声を聞く

日銀当座預金前年比は2025年株価低迷を示唆 市岡繁男

 金融政策の効果が示現するには半年以上かかるという。だからであろう、日銀の当座預金前年比を半年先行させると、先行きの株価動向が読める(図1)。当座預金前年比が増加すると半年後には株価が上向き、伸び率が鈍化すると半年後には株価が失速するのだ。

 当座預金前年比は2023年11月末を頂点に右肩下がりで推移している。今春から続く株価の往来相場は日銀の引き締め政策を反映していると言えよう。さらに日銀は26年3月に向けて、国債買い入れ額を四半期ごとに4000億円ずつ減額する予定だ。これでは当座預金前年比が上向くはず…

残り383文字(全文637文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月31日・1月7日合併号

世界経済総予測202518 インタビュー 神田真人 次期アジア開発銀行総裁「法の支配に基づく国際秩序 多国間主義の堅持が重要な時代」22 米国財政 「決められる政治」の試練 低所得者負担の富裕層減税■安井明彦24 インタビュー 今井尚哉 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 元安倍内閣首相補佐官兼秘 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事