ロシア 国民性が後押しするキャッシュレス決済=浅元薫哉
有料記事
ロシアでもスーパーのレジやレストランでの支払いの際に「現金ですか。カードですか」と聞かれる。ロシアは既にキャッシュレス社会だ。日本のキャッシュレス決済比率は約2割と言われるが、ロシアは2017年が47・4%、18年は55・6%になる見通し(ロシア中央銀行発表)で、この比率はさらに増加すると見込まれる。
キャッシュレス決済に主に使用されるのはデビットカード(決済時、代金が預金口座から引き落とされる)だ。全体の6割強を占めており、スマホ決済を含めると、全体の7割近くになると言われている。どちらも、かざして使う非接触型機能付きが一般的で、消費者が手軽に利用できる。
残り333文字(全文616文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める