1度上昇で経済効果3200億円も 秋に夏バテで過去最大級の反動懸念=永濱利廣
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記録的な暑さとなっている今年の夏。過去に例のない早い梅雨明けから暑さが厳しくなり、災害レベルとの評価すら出ている。気象庁の発表によると、7月の平均気温は東日本(関東甲信、東海、北陸)で平年より2・8度高く、1946年の統計開始以来、最も暑かったという。西日本(近畿、中国、四国、九州)は平年より1・6度高い2位タイの暑さと、既に記録的だ。8月に入っても続く酷暑となっている。
さて猛暑で気になるのは日本経済への影響だ。商品・サービスの販売を左右し、経済全体に与える影響は軽視できない。
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週刊エコノミスト
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