青島 観光シーズン本格化 テーマパークも誕生=松村淑子
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海が目の前に広がる青島は、昔から夏の観光地として中国国内では有名な街だ。そして、今年6月に当地で開催され、中国、ロシア、インドなどが参加した上海協力機構(SCO)首脳会議が、さらに青島の知名度を上げた。
少し暖かくなった4月上旬から、当地の人気観光スポット「五四広場」は、例年より多くの観光客が訪れた。首脳会議のために特別に仕立てられた複数のビルをまたぐイルミネーションや、会場となる建設中の建物を海越しに見ることができたからだ。毎日祭りのようなにぎわいだった。
そして、会議が終わり本格的に青島の観光シーズンが始まった。すでに市内に数多くある海水浴場はどこも「芋の子を洗う」ようなにぎわいだ。ちなみに青島では、その光景を「煮餃子」と言う。「水餃子をゆでているよう」という意味である。
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