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会計実践レッスン 現金裏付けなき利益山盛り ダイエット必須の「ライザップ」=細野祐二

    積極的なM&Aを仕掛けるライザップの瀬戸健社長(左)と新たに加わった松本晃最高執行責任者
    積極的なM&Aを仕掛けるライザップの瀬戸健社長(左)と新たに加わった松本晃最高執行責任者

     企業の不正会計、粉飾を探るうえで、私が注目するのは企業の現金流出入を示す「キャッシュフロー(CF)計算書」と「損益計算書」を活用する手法である。営業活動から発生する営業CFと当期純利益を比較することで、現金の裏付けのある利益かどうかを確認できるからだ。

     当期純利益と営業CFの関係を示すと、下図になる。

     当期純利益(1)は、営業CF(2)から生産設備の減価償却費や売り掛け債権の貸し倒れ引き当て損(3)と有価証券評価損や棚卸し資産評価損などの資産負債評価損(4)を差し引く一方で、増収となった場合の運転資金の増加(5)を加えて算出する。

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