広州 初のミシュランガイド 三つ星なく市民落胆=太田元子
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独自の評価が注目されているグルメガイド「ミシュランガイド」で初の広州版が発表された。「食は広州にあり」と言われる食の都だが、広州版では、三つ星、二つ星の店はなく、一つ星に、高級ホテルを中心に中華レストラン8軒が選ばれるにとどまった。星がない推薦店として、手ごろな価格の「ビブグルマン」が20軒、ミシュランの基準を満たす料理を出す「ミシュランプレート」が35軒選出された。
三つ星、二つ星がゼロという結果にショックを受けた市民は多かった。SNS(交流サイト)上では、「外国人が広州グルメを評価する必要はない」というアンチミシュラン派と、「広州の飲食店はまだ国際水準に達していないという結果。もっと努力が必要」という肯定派に分かれた。
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週刊エコノミスト
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