小米集団 アジアで急伸する中国IT企業=富岡浩司 海外企業を買う/207
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◆Xiaomi
小米集団(シャオミ)は中国最大手のスマートフォン(スマホ)メーカーの一つだ。2018年4~6月期のスマホ出荷台数は前年同期比44%増の3200万台となり、世界のスマホメーカー上位5社のうちで最も高い成長率を記録した。売上高も16年12月期の684・3億人民元(約1・1兆円)から17年12月期には1146・2億人民元(約1・8兆円)へと68%増加。直近18年4~6月期の決算は、売上高が前年同期比68%増の452・4億人民元(約7200億円)へと一段と加速している。結果、純損益は前年同期の119・7億人民元(約1900億円)の赤字から146・5億人民元(約2300億円)の黒字に転換した。
同社は過去に上場企業キングソフトを率いた雷軍(レイジュン)氏らが10年に設立、11年にスマホを初めて発売した。その後の発展はすさまじく、18年1~3月期の販売台数ランキングは世界で4位(1位サムスン電子、2位アップル、3位華為技術〈ファーウェイ〉)、中国でも4位(1位ファーウェイ、2位OPPO(オッポ)、3位Vivo(ビボ))となった。中国では後れを取っている競合他社に世界ランキングで勝っている…
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週刊エコノミスト
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