アルゼンチン 利用客が大幅に増加 活況続く国内航空業界=紀井寿雄
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2018年のアルゼンチン経済は、50年に1度の干ばつによる大豆の不作をはじめ、米国の政策金利の引き上げやトルコ・リラ危機などによる国際情勢の煽(あお)りを受け、マイナス成長が見込まれている。マクリ大統領は国際通貨基金(IMF)からの融資を受けることで、「緊急事態」からの脱出を目指している。
こうした情勢の中で異彩を放っているのが、アルゼンチンの国内航空業界である。国内線の利用客は増加を続けており、18年8月も前年同月比13%増の約132万人を記録した。統計を始めて以降、これ…
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週刊エコノミスト
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